ビッグネームに直撃！ ACQUA GROUP入りの真実
「櫻遊志の『SENSE TOKYO』がACQUA GROUPに加入する！」
業界にこのニュースが広がると、SNSを中心に大きな反響がありました。
ホスト業界のファッションリーダーともいえるビッグネーム「櫻遊志」率いるSENSE TOKYOがグループ入り。突然の発表に戸惑いや疑問を持った人も多かったのでは？
どのような経緯でACQUA GROUPに加入することになったのか？櫻遊志さんに直撃しました。
SNSで異例の反響！東京以外の大阪からも爆発
― SENSE TOKYOのACQUA GROUP入りは業界を賑わすビッグニュースになり、SNSなどで大きな反響がありました。
お店がある東京はもちろん、関西や地方からの反響も大きかったようです。なぜ東京以外からの反響が大きかったのでしょうか？
なんででしょうね。僕のファッションが派手だから関西圏での反響があるんですかね（笑）。
実際に大阪、名古屋、福岡とかに行くと街中で声をかけられることが東京にいるより多いんです。東京を中心に活動しているのに、地方から声が上がるというのはうれしいですよね。
アルコールアレルギー、人見知りからのホスト人生
― ホストという枠を超えて注目される遊志さん。ホスト業界に入るきっかけはどんなことだったのでしょうか？
19歳の終わりに、大学の友人から誘われて業界入りしたのがきっかけです。ただ僕はアルコールアレルギーでお酒が飲めないので、最初は乗り気ではありませんでした。
一番最初に入店したのは新規店の朝ホスで、オープニングメンバーで先輩もいないし無理に飲まされることもないしバイト感覚でいいからと誘われたんです。
― ホストデビュー当初、壁にぶつかることもあったのでしょうか？
自分は週3出勤くらいでスタートしたんですが、レギュラーで入ったメンバーが徐々に売り上げを伸ばし始めてきたんです。
それが悔しくて負けず嫌いな性格もあり、レギュラー出勤に切りかえました。
ただアルコールは飲めないし、人見知りで話もうまくできなかった。それほどイケメンってわけでもないから人気も今ひとつ。
自分でもこれではダメだなと考え、何か特化したものをつくらないといけないと思うようになりました。
カッコいいに特化したホストを目標に
― お酒もトークも厳しいとなると、何を特化させるのか難しいですよね？
店の中に、カッコよさに特化した王子様的なキャラクターのメンバーがいたんです。
彼を見ていると、あまりお酒を飲まなくてもお客様からキャーキャー言わているし、お客様を楽しませています。
無理にお酒を飲むことなくカッコいいに特化することで、お客様がお金を使ってもいいと思えるスタイル。これなら自分もなれるかも。自分が目指すべきスタイルはこれだ！そう決めて自分を変えました。
ファッションなどオシャレについて自分磨きをして、ヘアスタイルも少女漫画の王子様みたいなロングヘアにもしました。個人的には昔も今も短髪の方がカッコいいと思っているんですけどね。
合同営業をきっかけにACQUA GROUPへの尊敬と共感が強くなる
― そこから快進撃が続くわけですが、今回のACQUA GROUP入りのきっかけは、どんなことがあったのでしょうか？
2016年に『SENSE TOKYO』をオープンして以来、初めて他のホストクラブと合同営業をさせてもらったのがACQUA GROUPでした。そのときからのお付き合いです。
それまで、自分個人のブランド価値を上げることで店の人気につなげてきたのですが、ホストクラブの経営についてきちんと学ばずに来てしまった。それを学べる機会がほしかったことがきっかけのひとつです。
― いろいろなホストクラブがある中、ACQUA GROUPを選ばれた理由はなんだったのでしょうか？
これは僕の勝手なイメージですけれど、ACQUA GROUPは凄まじい勢いで全国展開を続けていて、経営や仕組みがしっかりしていると思うんです。
『SENSE TOKYO』という店名に「TOKYO」と入れたのは、将来的に全国各地に地域の名前を入れた店を出していきたいという夢があったので、そこに共感というか尊敬のようなものがありました。
一方で、グループとしてのルールがあまり濃くないので、SENSE TOKYOが入っても僕のスタイルを変えずに相乗効果でより良いお店がつくれると感じました。
またグループ各店の経営者もスタッフも、人柄とか仕事への熱意とか、リスペクトできる人たちが揃っているので、うちの従業員と交流しても安心だと感じました。
経営力、組織力を吸収してSENSE TOKYOをステップアップさせたい
― 合同営業のときからグループへ参入しようと考えていたのですか？
当時は、まったくなかたったです。単純にACQUA本店のサイズ感に憧れがあって、将来、この規模の店をつくるために学べることがあるかなといった程度です。
もちろんACQUA GROUPが信用できるグループだから合同営業してみようと思った前提もあります。
当時は『SENSE TOKYO』独自のスタイルだけを見ていたので、従来のホストクラブにあまり興味がなかったんです。新しいものをつくることにこだわっていました。
ショータイムを取り入れたり、ファッションの講師を招いてコーチングをしてもらったり。ホストとしてお金を稼ぐだけじゃなくて、ここで人間として何かを磨ける、学べる、カッコよくなれることを重視していました。
― 突然、他のグループに入るということで批判などはありましたか？
批判もあったかもしれないけど、耳に入ってこないというか、耳を傾けてこなかったのでよくわかりません（笑）。
その代わり、僕を信じて付いてきてくれる従業員にACQUA GROUPに入ったことを良かったと思ってもらえるようにしたいです。これは僕の責任ですね。
ACQUA GROUPに入ることで、『SENSE TOKYO』のスタイルはそのままに、経営力や組織力などを吸収して、より良い店にしたいと思います。
男としてカッコよくなれる店、カッコよくなりながら稼げる店、それがSENSE TOKYO
― 最後に、これまでのお話を伺って、新生「SENSE TOKYO」に興味を持たれた方へメッセージがあればお願いします
SENSE TOKYOというお店は、ホストになりたいというより、僕に興味があって働いてくれている人が多いかもしれません。
むしろ入店前まではホストに否定的な人もいたと思います。そのせいか従業員の9割は未経験者です。
自分が指導するのは「お客様を幸せにしながら、自分を上げて行きなさい」ということです。ホストが売り上げだけにこだわりすぎると、お客様が不幸になりやすい。
だから、自分の価値を上げて人気を掴んでいこうと話をしています。AKB48の総選挙みたいに、お客様からこの人を一番にしたいと思ってもらえる存在になって欲しいんですよね。
『SENSE TOKYO』で働くことで、男としてカッコよくなれる店に、カッコよくなりながら稼げる店にしていきたいと思っています。共感する人は、ぜひ問い合わせてください。
― 本日は、お忙しいところ、ありがとうございました
